CASE_001:sequence MIYASHITA PARK / Shuichi HASEBE / General manager

CASE_001

sequence
MIYASHITA PARK

Shuichi HASEBE / General manager

次世代型ライフスタイルホテルとして、
2020年8月にスタートした三井不動産グループの新たなホテルブランド「sequence(シークエンス)」。
その全店舗で、スタッフユニフォームの抗菌加工に「HUG」の技術を採用いただきました。
さまざまなゲストが行き交うホテルという空間において、「HUG」の機能はどんな意味を持つのか。
8月にオープンしたばかりの「sequence MIYASHITA PARK」で、
ジェネラルマネージャーを務める長谷部修一氏に話を聞きました。

2020.12

次世代型ライフスタイルホテル「sequence」ですが、改めてホテルの魅力を教えてください。

「sequence」は三井不動産グループが、物件ごとに企画・運営パートナーを選定して立ち上げた次世代型ライフスタイルホテルブランドです。それぞれの土地の温度感・空気感を取り入れつつ、それぞれの「やさしいつながり」をホテルごとに体現していきたいと考えています。「sequence」という言葉の通り「連鎖・連続」という概念を重視していて、ただ泊まるだけの空間としてのホテルではなく、お客様の動きを時間の流れと捉え、ここでどんな時間を過ごしていただけるのかを再定義しています。具体的には「17時チェックイン&14時チェックアウト」や「12時まで朝食が利用できるAnytime Breakfast」などのサービスをやっていますし、NECの顔認証システムによるセルフチェックインやキャッシュレス対応など、ニューノーマルにも対応した新しい取り組みにも積極的にチャレンジしています。

「sequence MIYASHITA PARK」については、渋谷区立宮下公園という場所柄もあって、より「街に開かれている」という印象があります。

「sequence MIYASHITA PARK」は、「MIYASHITA PARK」隣接ということもあり「PARK MIND」を物件コンセプトしています。屋上公園に面した開放性もある為、公園とも連動したより街に開かれたホテルを実現したいと考えています。エントランスも公園の延長であると捉え、自由に座れるソファーに石を使ったり、壁には土を使っていたり。どなたでも楽しんでいただけるようなアート作品の展示や音楽イベント、カルチャースクールなどにも取り組んでいます。

「つながり」という点で、お客様との関わりにおいて、意識していることはありますか?

館内のいたるところにアート作品を展示していますが、バーで聞いた話の続きや他のオススメ作品について他のスタッフからも話が聞けるみたいに、ゲストとスタッフの会話の連鎖が起こることがあります。ゲストが主体となって音楽も空間もアートもつながっていくような場所になりたいと思います。そのためには、いろんなアーティストや企業さんとコラボしながら、つねに新しいものを生み出し、発信していくことが大切です。共感できる新しい取り組みを積極的に受け入れながら、そこに対して私たちも恩返しをしていく。たとえば、一度縁の生まれたアーティストやブランドさんの新作をこの場を使って紹介させていただくなど、持続的に新しい取り組みを通じて、いろんな方とホテルが一緒に成長していけたら素晴らしいですよね。「やさしいつながり」はこうした縁を大切にする日本らしい文化にもつながります。今回の「HUG」に関しても、新しい取り組みという点にも共感し、ご一緒することになりました。

あらためて「HUG」の導入に至った経緯についてお話を聞かせていただけますか。

ホテル自体が「新しいものを取り入れる」という精神を大切にしていることもあって、マネージャーのユニフォームを決める際に「ALL YOURS」をご紹介いただき、即採用させていただいたんですが、その流れで「HUG」という取り組みについても教えてもらいました。抗菌加工を施すという取り組み自体が新しく、ゲストにもスタッフにも共通して価値のある面白いことだと感じたので、こちらも即採用となりました。その後、具体的な内容を詳しく聞かせてもらいましたが、やってみないとわからない部分もありながら、これは間違いなく「やらないより、やったほうがいい」ことだと直感しました。新しいことに取り組む同士としてのシンパシーも感じましたし、ご一緒することで、ともに成長していけるはずだと。

実際に導入をした感想はいかがですか?

加工されたユニフォームは見た目も風合いもまったく損なわれておらず、反対に言えば、何が変わったのかは見た目ではわかりません。しかし、抗菌加工がなされているという心理的作用は大きく、安心して仕事ができるようになりました。新型コロナに関わらず、世の中はよくわからないものに対して「心理的安全性」を求めます。そういった点でも、精神面でのサポートになっている気がします。アルコール消毒についても、もちろん効果はありますが、消毒をしたところで効果が目に見えるわけではないじゃないですか。だから、お客様や従業員にとって、加工されたものを着用していることによる安心感を与えられるというのは素晴らしいことだと思います。いろんな人が交わるホテルという場所だからこそ、抗菌作用を施しているという安心感は不可欠なのではないかと。

「心理的安全性」の効果は大きいと。

はい。たとえば、仕事終わりのスタッフが事務所にユニフォームのままで戻ってくる際に、手指消毒用のアルコールはあっても、エアシャワーがあるわけではないので、スタッフ同士が接する際には不安だという声もありました。今ではユニフォームの抗菌加工をしたことで、加工をされていないものを着用した人が部屋に入ってくることに対して少し不安になってしまうくらいです(笑)。「心理的安全性」という点では、加工が施されているということをきちんとタグとして見せられるのはいいことですよね。ホテルとしては、その価値自体を打ち出していきたいところです。メディアの方々にホテルのインタビューをしていただく際にも、ユニフォームの抗菌機能については新しい取り組みとして紹介をしていますし、むしろ話したくなるんです。こうやって私たちを起点に「HUG」の連鎖反応が生まれていったらとても嬉しいです。

まだまだ立ち上がったばかりのブランドですが、「HUG」があることによる安心感が少しずつ普及していけば私たちもうれしい限りです。

今はまだ知名度が高いわけではありませんが、いつかこれがスタンダードになる日がくると思います。そんな新しい取り組みに最初の段階からご一緒させていただけているというのはホテルとしても大きなブランド価値ですし、三井不動産ホテルマネジメントとしてももっとご一緒できる部分を探っていきたいなと思います。ホテルでは今後、館内の共用部でも抗菌加工などを実施する予定ですが、こうしたニューノーマルにあったオペレーションを取り入れること自体が「sequence」の目指すべき「次世代型ライフスタイル」の一つの形なんだと思います。

今後さらなる協業の可能性はありますか?

ホテルには、ユニフォームに限らず、たくさんの布製品が存在します。ホテルという空間では多くの方がいろんなところに触れますし、お子様のいるご家庭も含めて、誰もが安心に対して価値を感じる時代です。ただカッコいいだけじゃダメで、きちんとお客様が取り入れやすい、理解しやすいというところもポイントだと思います。なにより後加工できるのがいいですね。後からでも、少しずついろんなものに加工を広げていくことができる。今後は、毎日洗濯ができるリネン類などはもちろんのこと、普段なかなか洗濯ができないカーテンやラグ、ドライヤーケースなどのアイテムに関しても、どんどん加工を施していきたいと考えています。

photo: Masako Nakagawa

sequence MIYASHITA PARK

旧渋谷区立宮下公園跡地に2020年8月オープン。
お客さまが忙しい時間から解放され、寛容な気持ちになれる、公園のような気持ちのいい場所と時間を提供する次世代型ライフスタイルホテル。
https://www.sequencehotels.com/miyashita-park/